高校生林業就業相談キャラバンを開催しました。

1月27日(土)三重県林業研究所内の森林・林業アカデミー棟で「高校生林業就業相談キャラバン」を開催したところ、6名のご参加をいただきました。

 始めに当機構専務の野々田から「森林・林業の基礎知識」をテーマに林業はどんな仕事か、森林・林業の状況を踏まえ、林業の果たす役割などについての講義を行いました。

 その後、熊野地域の林業や木材の普及啓発を目的として活動する熊野林星会のメンバー3名が講師となり、「セーザイゲーム」を行いました。「セーザイゲーム」は熊野林星会が考案したボードゲームで、ゲームをプレーしながら丸太の購入から製材品の販売などの仕組みを模擬的に学ぶことができるようになっています。会場では6名の高校生と同行した家族などがチームに分かれ、ゲームを楽しみながら高価な製材品の作り方などを学んでいただきました。

 最後に三重県の認定林業事業体である松阪飯南森林組合と鈴鹿森林組合の職員から、事業の概要や採用情報・給料など、この先、林業を就職先の一つとして検討するうえで参考になる内容をお話しいただきました。

 また、イベント開催後のアンケートでは、よく知らなかった林業に興味をもったという声が多数あり、林業を就職先の選択肢に入れたいという生徒の方もいました。

 今回「セーザイゲーム」の進行をしてくださった熊野林星会の井上さんが「林業はダサいイメージがあるかもしれませんが、ちょっと頑張れば華やかにすることができるし、1次産業にはまだまだチャンスがある」と話されました。

 当機構では、今後も林業を知っていただくための各種イベントや情報を提供していきますので、一度参加して、実際にどういうものなのかを知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

熊野林星会「セーザイゲーム」の様子はコチラ⇓

松阪飯南森林組合の長森氏による説明
野々田専務「森林・林業基礎知識」