令和5年度林業雇用管理研修会及び相談会を5月31日と6月2日に開催

　令和５年５月31日（水）に紀北町便ノ山　森林組合おわせ会議室において、また、6月2日（金）に津市白山町二本木　林業研究所アカデミー棟大教室において、「林業雇用管理研修会及び相談会」を開催しました。この研修会は、厚生労働省が所管する林業就業支援事業を受託した全国森林組合連合会から当機構が再受託し実施するもので、5月31日（第1回）には6事業体7名、6月2日（第2回）には15事業体18名にご参加いただきました。特に6月2日は生憎の豪雨でありましたが、多数のご参加に感謝申し上げます。

　研修会は、両日とも雇用管理を主とした内容で行いました。午前中の講演会では、講師に社会保険労務士浅野和可氏をお招きし、”「働き方改革と対策について」《総点検》”を演題に、長時間労働の是正、同一労働同一賃金の確保、賃金引上げと労働生産性の向上、「働き方改革」に関連した様々な課題への対策のほか、最近の労働トラブルの実例を話題としたご講演をいただきました。また、講演後には、事前に申し込みのあった３事業体の就業規則や社会保険に関する個別相談にもご対応いただきました。

　午後には、県森林・林業経営課から「県林業担い手対策関係事業」、県森林組合連合会から「緑の雇用事業」、（独法）高齢・障害・求職者雇用支援機構から「65歳超雇用推進助成金」について情報提供をしていただき、最後に当機構から「林業基金事業」や、「林業就業エリアガイダンス」等について説明を行いました。